「使える」英文法へ➡️❣ 6
今日は、前回お伝えした英語が持つ音、
「有声音」「無声音」
についてお伝えしていきたいと思います😃
ではまず、「アー」と声を出してみてください。
その時、首ののど(声帯)のあたりをさわると、ビリビリと振動が伝わると思います。
次に、ため息をつくように
「ハー」と息を出してみてください。
その時同じようにさわってみると、
とくに振動は感じられないと思います。
このように、声帯が振動する音が「有声音」
振動しない音が「無声音」です。
ちなみに、母音(ア, イ, ウ, エ, オ)は全て
「有声音」です。
たとえば「カ」という日本語を発音するとき、
ローマ字であらわすと「ka」
「キ」なら 「ki」, 「ク」なら「ku」
ですよね。
このように日本語は全て
母音のみか、k(子音) + a(母音) のように、
最後が母音で終わっています。
ですので、前回もお伝えしたように
日本語は全て「有声音」になるんですね。
このように
日本語には「無声音」がないので、
英語の「無声音」を聞いても
日本語の似た音の「有声音」にして発音してしまうので
英語の発音がカタカナっぽくなったり
聞き取りが難しかったりしてしまうんですね🥺
それでは日本語にはない音
「無声音」の音をいくつか紹介したいと思います🙂
まず、先ほど出た「k」の音。
舌の後ろの方を上あごの奥につけて
「クッ」と強く息を出します。
ここでポイント、「声を出す」ではなく
息を出すだけ
です。
ここで「ク」と言ってしまうと
k の音に u がくっついて「有声音」になってしまいます。
次は 「s」
舌先を上の歯の裏に近づけますが
くっつけないようにすきまをつくり、
その間から「スーッ」と息を出します。
こちらも息を出すだけ。
冒頭の「無声音」と「有声音」の違いについてお伝えしたときの「ハー」というのは
アルファベットの「h」の音です。
「ハッ」とため息をつくような感じで
息を出します。
このように「無声音」は
息を出して作る音
になります。
そんな音、日本語にはないですよね~😅
ですので、英語をよーく聞くと
「how」も「ハウ」ではなく「ッハゥ」
って「ハッ」って息が出てるし、
「s」も「スッ」息がすき間からもれてるような
音がすると思います。
聞いてるだけだとなかなか出ないこの「無声音」
出せるようになると、
発音が良くなったり✨️
聞き取りがしやすくなったり✨️
前回お伝えしたような
3単現の s は 「ス」か「ズ」どっちだろう?
なんていうことも、すぐわかるようになります✨️😊👍